注意が必要な布団
表題の通り、お勧めなのがコインランドリーでの布団の丸洗い、ということになります。クリーニングに出すよりもかなりお得であり、もちろん自宅の浴槽で洗うよりも手間がかかりません。
ただし、コインランドリーで洗える布団の種類については確認が必要です。コインランドリーで洗えない布団の種類を知っておきましょう。これを知らずにコインランドリーにいってしまうと大変なことになってしまいます。
まずは「和布団」綿製のものです。和布団というのは、旅館などに置いてあるようないわゆる一般的な布団の事です。この布団の中に入っている綿は、洗うとひとつの塊(かたまり)になってしまいますので、個人で洗うのではなく、専門のクリーニング店に任せるようにしてください。
そして「羊毛布団」です。羊毛は、少し激しく洗うだけでフェルト状態になってしまって、その結果縮んでしまうのです。ただし、やさしく手洗いするなら大丈夫です。羊毛布団の場合もできればクリーニング店に出す方がいいのですが、どうしても自分で洗いたいなら、自宅の風呂場でやさしく押し踏み洗いをすることになります。
ちなみに、ポリエステルなどの化学繊維との混合素材の布団でも、多少は縮みますので、それが気になる場合はクリーニングに出した方が無難でしょう。
キルティング加工がされていない布団も要注意です。キルティング加工がされていないと、洗っている間に中綿が一方に寄ってしまい、使い物にならなくなってしまうことが多くなります。敷き布団の場合は、たいていキルティング加工はされていません。どうしても洗いたいなら、布団を丸めて数カ所を紐で縛るという対策方法があります。